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【GIA 関西学院大学特別演習】 株式会社浜田とフィールドワークを実施しました

【GIA 関西学院大学特別演習】 株式会社浜田とフィールドワークを実施しました

一般社団法人Green innovationは、関西学院大学における初めての脱炭素テーマ演習である「PBL特別演習012『Green innovation』」の運営を2023年度よりサポートしています。

本科目では、各分野の最前線で取り組む実践者の講義や脱炭素事業に取り組む企業等の現場訪問を通じて学びを深めています。その中で、脱炭素社会の実現に向けて必要となる「社会のシステムチェンジ」を生み出すイノベーションとは何かを探求し、必要な基礎的スキルと多角的な視座を身に付けることを目的としています。
2026年度のフィールドワークとして、株式会社浜田 大阪リサイクルセンターを訪問させていただきました。当日は、企画管理部 経営企画課 篠崎暖様、千葉昌治様、および友成陽菜様にご案内いただきました。本記事では、そのフィールドワークの様子について紹介します。

まず初めに事務所内にて講義をしていただきました。講義では、「株式会社浜田について」「廃棄物業界について」「企業が取り組むリサイクル」など、リサイクルセンターを見学する上での前提知識や業界の現状について教えていただきました。また、会社の記念品の風鈴がなんのリサイクルによって作られているかといったクイズもあり、驚きや発見を交えながら楽しく学ぶことができました。

特に印象的だったのは、株式会社浜田が「今あるゴミ問題を解決する」だけではなく、将来を見据えて事業を展開しているというお話です。環境省のデータによると2040年ごろに大量廃棄が見込まれる太陽光パネルや、少子高齢化に伴って増加が予想される大人用紙おむつなど、これから生じる社会課題を見据えながら、リサイクル方法の研究を進めているとのことでした。こうした未来志向の事業展開を通じて、同社が掲げる「環境のファーストコールカンパニー」を目指していることを学びました。

講義の後は、実際にリサイクルセンターを見学しました。株式会社浜田では産業廃棄物を扱っているため、駐車場のロック板やコイルマットレスなど、私たちの日常生活の中で見かけるものが数多く搬入されていました。見学では、重機を使って鉄を圧縮する作業や、室外機をパーツごとに分解する作業、電線から銅を取り出す作業、水銀を含む蛍光灯を安全に破砕する作業などを実演していただきました。

また、リサイクルは一社で完結するものではなく、部品を解体・分別することで次のリサイクル事業者が作業しやすい状態にしたり、次工程を担う事業者へ運搬したりするなど、リサイクル業界全体の繋がりによって成り立っていることも学びました。

さらに、全てのリサイクルセンターが同じ役割を担っているわけではなく、企業ごとに異なる強みや特徴があることも印象的でした。こうした役割分担と連携によって、さまざまなモノのリサイクルが実現していることを実感しました。

リサイクルセンターの見学後には質疑応答とグループディスカッションの時間が設けられました。

質疑応答では、学生からは、
・「全国的に太陽光パネルの導入はまだ発展途上だが、このリユース・リサイクル事業の認知が広まることで、太陽光パネルのさらなる導入促進につながる可能性はあると思うか。」
・「日本が『自主性に頼る社会』から『循環を前提とした社会設計』へ転換するためには、何が最も重要になるか。」
・「リサイクルをしやすくするために、普段のゴミ出しで私たちにできることはあるか。」
などの質問が寄せられました。

日々のゴミの出し方など、日常生活にも還元できるお話を伺うことができ、明日から実践できるリサイクルのメソッドを学ぶ貴重な機会となりました。

また、グループディスカッションでは、実際のリサイクル現場を見学したことを踏まえ「今回のフィールドワークを通して得た学びや気づき」と「普段の学校生活・学内のサステナビリティ推進に向けた課題・アイデア」について学生同士で議論しました。学内でサステナビリティを推進するためには、「学生に認知してもらう」だけではなく「実際の行動につなげる」ことが重要です。各グループともアイデア出しに苦戦しながらも活発に議論を重ね、最後に発表を行い、株式会社浜田の社員の皆様からフィードバックをいただきました。

一連の視察を終えた参加者からは、
・「単に価値の高い金属を回収するだけでなく、幅広い廃棄物を受け入れる体制から、利益追求と環境責任の両立を目指す企業としての誇りや姿勢を感じた。」
・「資源循環だけでなく、安全性や社会的責任を支える”静脈インフラ”としての役割の大きさについても学ぶことができた。」
・「廃棄物処理は公共性の高い産業でもあるため、単に利益を追求するだけではなく、企業同士や地域との協働が重要であることを学んだ。」
といった感想が寄せられました。

実際にリサイクル事業に取り組む現場や企業を訪れ、直接お話を伺うことで、リサイクル業界の現状への理解を深めるとともに、自分たち自身がどのように環境問題の解決に関わることができるのかを考える、大変貴重な機会になりました。

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