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脱炭素をテーマとする大学科目の開講に協力しました(関西学院大学)

脱炭素をテーマとする大学科目の開講に協力しました(関西学院大学)

一般社団法人Green innovation(代表理事:菅原聡、理事/共同代表:坂野晶、以下Gi)は関西学院大学(学校法人関西学院)が2023年春学期に開講した新科目「PBL特別演習012『Green innovation』」の開講に協力し、6月末に全5回のプログラムが終了しました。Giは今回をモデルケースとして全国の大学に対して講座協力などを展開してまいります。

本科目は関西学院大学で初めて脱炭素をテーマに掲げる演習科目で、脱炭素の実現に必要な、社会の構造変化を生むイノベーションを探究するものです。Giは2030年までに脱炭素社会の実現を牽引する次世代のイノベーター1,000人の育成を目指す「Green Innovator Academy」を展開するなどグリーントランスフォーメーション(GX)の人材育成を推進しており、専門的な見地から本科目のプログラム構築や運営に関与しました。

本演習科目は
1)脱炭素実現に向けた取り組みの前提知識を得る
2)脱炭素に向けた取り組みを検討する上での多角的な視座を得る
3)自らの考えをまとめ、問いを立て、答えのない問いに挑戦する経験をする
を到達目標に掲げ、脱炭素社会の実現に向けて最前線で活動している実践者による「講義」や「対話」と脱炭素事業に取り組む企業の実践現場を訪問する「フィールドワーク」を実施、自ら学びを深める探究型のプログラムであることが特長です。

多様なアクターと意見交換を行い、脱炭素人材としての基礎的な理解や多角的な視座を養うことは、世界を舞台に活躍することの後押しにつながります。Giは今回の関西学院大学における講座をモデルケースとして、大学をはじめとする教育機関の脱炭素科目の開講やプログラム構築・運営に協力してまいります。

※大学などにおいて脱炭素科目の開講を考えておられる関係者の皆様、随時ご相談をお待ちしております。お問い合わせフォームよりご連絡ください。

■概要
〔大学名称〕関西学院大学
〔科目名称〕PBL特別演習012『Green innovation』
〔履修対象者〕全学部生
〔開講学期〕春学期集中開講(全5回)
〔授業内容〕GX概論に関する講義・企業等でのフィールドワークおよび関係者との意見交換等
第1回 講義:大局を捉える
(廣田大輔 経済産業省 資源エネルギー庁 長官官房 総務課 需給政策室 室長 兼 調査広報室 室長)
第2回 講義:エネルギーシステム・都市システム
(山東 晃大 自然エネルギー財団 上級研究員)
(一芝 省吾 三菱重工業株式会社 成長推進室 事業開発部 エナジートランジショングループ)
(林 志洋 小布施町総合政策推進専門官/ショクバイ株式会社 代表取締役)
第3回 講義:食料システム・生産消費システム
(金平 直人 世界銀行 Senior Digital Development Specialist)
(川野 輝之 株式会社ECOMMIT 代表取締役)
(坂野 晶 一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパン代表理事)
第4回 フィールドワーク(岩谷産業株式会社・ヤンマーホールディングス株式会社)
第5回 発表会

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