一般社団法人Green innovation(代表理事:菅原聡、理事/共同代表:坂野晶)のアカデミー担当である浦田修伍(うらた しゅうご)が、ソーシャル・イノベーションの創出に向けて取り組む組織や個人が、国やセクターを超えて協力し社会システムの変革を推進する、ソーシャル・アントレプレナーによって設立されたグローバルコミュニティ「Catalyst 2030」のJapan chapter Co-Chairsに就任したことを発表しました。Catalyst 2030のJapan chapterは2024年8月に設立、持続可能な社会の実現に向けて世界中の社会変革のイノベーターたちとソーシャル・イノベーションを推進しています。Green innovationにおいては、浦田がCo-Chairsに就任するほか、趣旨に賛同して、今後多様な方法で連携・協力を推進してまいります。
世界中で活動を行うCatalyst 2030のメンバーはそれぞれのコミュニティや政府、企業などと力を合わせ、集団的なアクションと大胆な戦略によって、あらゆるレベルのシステムを変えようとしています。このたび、日本国内において、社会課題解決に取り組むアントレプレナーの活動支援や企業や省庁・地方自治体そして大学など業界・セクターを超えた連携や共創の創出、またそのような活動を世の中に広く発信していくために、Catalyst 2030 Japan Chapterが2024年8月に設立されました。
このたびCo-Chairsに就任した浦田修伍は次のように語っています。
「持続可能な社会の実現は、一人ひとりの日常のライフスタイルから、企業のサプライチェーンや社会全体の仕組みまで、幅広い領域の変革が求められる課題です。個人のライフスタイルの選択、経済活動のサプライチェーン、また、グローバルな社会問題のいずれにおいても、その解決はローカルなアクションから始まります。このたびCo-Chairsに就任したことを契機として、Green innovationはCatalyst 2030と連携を進めていくことになりました。地域の課題を解決していく取り組みを一緒にアクションできる仲間を広げるとともに、ローカルな取り組みがグローバルな問題の解決に結びつくようなアクションを共に推進します。「グローバル」な仲間とともに、知識や思考を深め、世界中の「ローカル」な取り組み・モデルを共創することで持続可能な社会の実現につながるよう、チャレンジしてまいります」。
<Catalyst 2030とは>
Catalyst 2030は、2020年1月の世界経済フォーラムで、アショカ、エコイングリーン、シュワブ社会起業家財団、スコール財団、その他のシステム変革リーダーの世界的ネットワークから、一流の社会起業家たちによって立ち上げられた世界的な運動です。Catalyst 2030の目的は、ソーシャル・セクターを抜本的に変革し、地域や国レベルでのシステム変革を支援・推進することで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた進展を加速させることです。迅速かつ果断に、そして集団的に行動するためには、限られた極めて重要な時間が必要です。私たちは、より多くのシステム変革の実践者が「最前線」に参加することで、変革の触媒となり、変革的ソリューションの設計と大規模な実施につながると信じています。
(Webサイト:https://catalyst2030.net/)
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