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もっと面白いことを。日本の総力をあげて。(日立GEベルノバニュークリアエナジー株式会社 阿部 茂樹 氏)

もっと面白いことを。日本の総力をあげて。(日立GEベルノバニュークリアエナジー株式会社 阿部 茂樹 氏)

Green Innovator Academy(以下GIA)は、未来を自らより良く変えようとするイノベーターを育成するという目的のもと、2021年に開講しました。5年目の2025年度は、5期生として社会人は企業の若手リーダー、省庁自治体職員などが約50名参加しました。(また並行して大学生を対象としてもプログラムが実施されています)
今回は、GIA社会人5期生で、日立GEベルノバニュークリアエナジー株式会社 原子力調達エンジニアリング部 所属の阿部 茂樹さんに参加後のインタビューを行いました。

PROFILE
阿部 茂樹(あべ しげき)氏
所属:日立GEベルノバニュークリアエナジー株式会社 原子力調達エンジニアリング部
2015年入社。入社直後から原子力に関わる仕事に従事。2018年より原子力調達エンジニアリング部に所属し原子力発電所の各種機器の設計・調達を行う。

はじめに、阿部さんの普段の仕事内容とGreen Innovator Academyに参加したきっかけを教えてください。

私は日立GEベルノバニュークリアエナジー株式会社で原子力機器の調達エンジニアリングを実施する部門に所属しています。ご協力いただいている関連機器メーカと電力殿の設計的な橋渡しを実施すべく,概念設計から現地据付まで経験してきました。そんな私がGIAに参加することになったのは新規制対応に依存している現在の会社に課題を感じたからです。現在は複数の原子力発電所が再稼働を達成し,再稼働が出来ていないところは再稼働に向けた設計~工事を実施しているのですが,今のうちにその先を広い視野を持って考えておく必要があるのでは?と考え,本研修を申し込みました。

GXについての大局的な知見を身に着ける「GX概論」プログラムでの、印象的な学びを教えてください。

特に前田雄大氏(大局を捉える)、平井貴大氏(政策・ファイナンス)、平山雄太氏(都市システム)の講義が印象に残っています。 これらのセッションを通じて、単にGXの知識を得るだけでなく、新規事業を検討する上での視野を大きく広げることができました。プログラム全体を通じて、「自分が本当は何をしたいのか」「何を志すべきなのか」という根本的な問いと向き合えた気がします。技術や政策の動向を理解した上で、自身の志をどこに置くべきか、その方向性を定められたことが最大の学びです。

共創を推進する力を身に着ける共創価値創造期では、阿部さんは新規事業立案に取り組まれました。
新規事業というフレームやチームではなく個人で取り組む必要があった等、普段と違う経験も多かったかと思うのですが、ご自身のなかでどのような成長を感じられますか。

これまで全く経験のなかった「新規事業における考え方」を、基礎から体系的に学ぶことができました。 今回はチームではなく個人戦でしたが、自分の「やりたいこと」をベースに取り組む中で、社外の多様な仲間を得られたことは大きな財産です。特に合宿では、自分の考えの源泉がどこにあるのかをじっくりと掘り下げる貴重な時間を過ごせました。苦しい場面もありましたが、それ以上に楽しみながら挑戦し、最後までやり抜く力が身についたと感じています。

Green Innovator Academyでは現場での学びも大切にしています。フィールドワークではどのようなことが印象に残っていますか。

フィールドワークでは何かを成し遂げるうえで、様々な人を巻き込む必要があるということを学びました。また、様々な人を巻き込むということはそれぞれの人の想いを共有、時にはぶつけ合って磨きあうことで一つにまとめていくことが必要だと感じました。これまではそれぞれ様々な想いをもって進み、まとめる人が整えていけば良いのだと考えておりました。一方、フィールドワークでは過去の人だけでなく、現在の人、ひいては受講生同士も想いをぶつけ合うことで高まる世界があることを実感させてくれました。

 

プログラム期間中にはコーチングの機会が設けられていましたが、そのプロセスを通じて得られた学びや、ご自身の中で実感されている変化があれば教えてください。

コーチングを経て、最大の学びは「自己犠牲」から「相互信頼」へのマインドセットの劇的な転換です。 以前は調和を優先し衝突を避ける傾向がありましたが、自身の想いを率直に伝え、他者を信頼して任せることが、結果としてチームの成果を最大化すると気付きました。 研修での新規事業立案や異業種交流においても、本音で向き合うことで「恐れずに前に進む」姿勢が身につきました。今後は、多様な価値観が共存し、互いに高め合える組織づくりに挑戦します。

 

プログラム中には各界の第一線で脱炭素社会を推進する講師や共にプログラムを受講した同期の仲間など、たくさんの人と出会い話されたと思います。特に心に残る出会いを教えてください。

心に残っているのは同期の,特に新規事業チームの仲間との出会いでした。特に公務員や銀行員との会話は刺激的で,様々な人がそれぞれの想いを抱え,色々な視点で行動していることを実感できました。GXは大義では達成できず,Win-Winの関係性だけでなくルール,特には国際関係も活用しながら野心的に進めることが必要です。出会った仲間の持ちうる全ての力を活用して,日本の国益にもつながる最大限のエネルギー問題解決策を打ち出していきたいです。

Green Innovator Academyでの学びをどのように普段の業務に活かし、周りに広げていきたいと考えていますか。

今回立案した新規事業を持って、会社を変えていきたいと本気で考えています。「たぶん出来る、やってみんなを幸せにしたい」という純粋な動機を原動力に、まずは社内での提案・実行に移していきます。 今後は、プログラムで得た学びを活かし、実際に事業を動かし完遂する「実行力」をさらに成長させたいです。困難があっても志を失わず、周囲を巻き込みながら、新しい価値の創出に邁進していきます。

最後に、阿部さんが目指すイノベーター像を教えてください。

私が目指すイノベーターとは大義を語るだけでなく,時には泥臭く,時にはしたたかな姿勢で交渉し,最終的にはその人が引っ張り続けなくても勝手に日本が,世界が良い方向に向かっているような変革を起こす人です。非常に抽象的ではありますが,この理想に向かって持ちうるすべての力を,機会を,人脈を活用し,日本ならではのエネルギー問題解決策を打ち出し,世界へ展開していきます。

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