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【GIA学生プログラム】フィールドワーク〜ビジネスコース〜

【GIA学生プログラム】フィールドワーク〜ビジネスコース〜

共創価値創造期では、ビジネスコースとパブリックセクターコースにわかれ、提示されたテーマに基づいて、それぞれ企業や自治体へのビジネスアイディア提案や政策提言を行います。
ビジネスコースには3テーマあり、それぞれ以下のようなフィールドワークをおこないました。
※テーマ内容やフィールドワーク先は毎期異なります。

東京農業大学

東京農業大学のビジネスアイデアを考えるチームは、畜産産業におけるサプライチェーンの脱炭素化を加速するためのビジネスモデルを検討しました。
フィールドワークでは、まず初日に同大学の農場が位置する静岡県富士宮市(*1)市役所を訪問し、同市のゼロカーボン推進戦略(*2)や、畜産業や製紙業を軸とする特徴を学びました。
続いて、有機性廃棄物の資源利用事業を行っている株式会社アサギリ(*3)の処理保管施設を視察しました。(ここでは周辺の農場や下水道処理施設からの廃棄物を匂いや害の無いように処理・加工することで、効果の持続する堆肥等の生産現場を見学しました。)
その後、東京農業大学富士農場(*4)を視察しました。実際の畜産の現場で、教育機関としての役割を持ちつつ、実験的な取り組みも多い農場であることを学びました。

2日目は早朝からいでぼくファーム(*5)を視察。乳搾りの見学後、経営者の方に直接お話を伺いました。畜産業を営む大変さを知ることができる貴重な機会でした。

参加者からは、「実際に現場をみて、そこの人に話を聞くことで、頭の中に強く残って、より高い学びになるし、アイデアも粘り強く考えることができる。」「各主体の課題と、認識している課題がそれぞれずれていることを理解した。」といった感想が寄せられました。

(*1)富士宮市 http://www.city.fujinomiya.lg.jp/
(*2)富士宮市ゼロカーボン戦略 http://www.city.fujinomiya.lg.jp/
(*3)株式会社アサギリ https://asagiri.info/
(*4)東京農業大学富士農場 https://asagiri.info/
(*5)いでぼくファーム https://www.ideboku.co.jp/

株式会社フジシール

株式会社フジシール(*)のビジネスアイデアを考えるチームでは、「ラベル回収による資源循環に向けて」をテーマに取り組みました。
フィールドワークでは、茨城県つくば市にある同社のラベルの生産工場の視察と生成ラベルについて学んできました。
普段は見ることができないラベルの製造工程の見学や、同社が行ってきた環境配慮型の事業について、実際に携わってきた方の声を聴くことができました。

参加者からは、
「環境配慮事業とクライアントのニーズ充足をバランスよく行われてきた経緯を実際に知ることができた」
今後日本全体としてどのようにリサイクルを推進していくべきなのか深く考える機会になった
という感想が聞かれました。

(*)株式会社フジシール https://www.fujiseal.com/jp/

株式会社資生堂

資生堂チームでは、「資生堂のサステナブルアクションを加速させる」という課題に取り組みました。フィールドワークではS/PARK(資生堂グローバルイノベーションセンター)に訪問しました。
初日には、資生堂全体の企業概要並びに環境分野への取り組みの紹介があり、使用済みプラスチックの容器回収を行う新循環を生み出すBeauring(*1)・藻類基点の新産業を構築するMATSURIプロジェクト(*2)について学びました。

2日目は同場所において、まずCircular Yokohama様(*3)の取り組みをご紹介いただき、先進的な事例を知ると共に今後の共創価値創造期に生かせる知見を得ることができました。
後半では、2日間のフィールドワークを通して各グループ内で学んだことのまとめや解決策の検討を行い、2チームで発表・共有することで体系的な学びに繋げることができました。

参加者からは
「普段見られない資生堂の取り組みが先進的かつ社会的で単に利益追求のみをしていないことを知れた」「これから課題に取り組む上で重要視したいポイントを見つけられた」
という資生堂様の取り組みへの関心が高まる意見を共に、
「メンバーとの交流ができ、これから提案を考えるのが楽しみ」「経済性と社会性を両立できるような案を考えたい」
といった共創価値創造期への意欲が向上している学生が多く見受けられました。

(*1)Beauring https://spark.shiseido.co.jp/beauring/
(*2)MATSURIプロジェクトhttps://matsuri-partners.chitose-bio.com/
(*3)Circular Yokohamahttps://circular.yokohama/

すべてのフィールドワーク後、得た学びを基に各グループで議論を重ね、最終的にはフォーラムにて新規事業提案を行ないました。
関わっていただいた皆様に心から感謝申し上げます。

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